中央防波堤・東京ゲートブリッジ視察

平成23年12月9日、まず初めに中央防波堤(通称:中防)に入りました。
ここは、東京都廃棄物埋立処分場という名称でその中に、中央防波堤外側埋立処分場・新海面処分場が含まれます。
視察には、環境清掃監理課長と都市計画管理課長に帯同して頂き自民党大田区民連合として区議会の皆さんと一緒に見てきました。
中央防波堤自体は多くのところの埋立が終わっております。
これは、言葉を返すとごみの処分するところが減っていることとなります。
ごみの埋立処分量は昭和四十年代から五十年代をピークに300万トン超から、平成21年実績で約53万トンへと減少をしております。
以前は生ごみや不燃ごみをそのまま埋め立てられる状態でしたが、現在は中間処理をしているので減少しております。
14号地(夢の島)15号地(若洲)は昭和40年代に埋立がおわり、その後中防内側→中防外側→新海面と進んでおります。
被災地から引き取ったがれきなどもこの処分場で処理を行っております。
23区で平成21年度で295万トンあり、それを粗大ごみ破砕処理施設や京浜島不燃ごみ処理センター、中防不燃ごみ処理センターなどで処理をしたものを清掃工場などで燃やした後、埋立処分場で埋め立てられえると約35万トンとなり産業廃棄物や上下水スラッジや汚泥などを合わせて約53万トンになります。
新海面はCブロックまで終わり、現在はD・E・Fブロックを残すのみとなりました。

 

CブロックからDブロック方向

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CブロックからDブロック方向

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CブロックからDブロック方向

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想像していたよりパッカー車の台数が少ないです。

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鳥(ゆりかもめ)などもほとんど飛んでいません。

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海も埋め立てています。

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造成が終わったBブロック

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中防外側処分場エリアで11月24日現在0.10~0.28マイクロシーベルトとなっております。
当然ここには人が住んでおりませんし、トラックなどでの搬出入のみとなっております。
視察してみての感想は、トラックの台数が少ないことです。
昔からよく見ていた埋立地にはゆりかもめが沢山飛んでいる姿でしたが、雨天だったこともありまったくと言っていいほど見かけませんでした。
この質問も致しましたが、埋立ごみの処理が進んでいるので最近はそういったことも無くなっているということでした。

次に東京ゲートブリッジを視察しました。

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ここは正式には東京港臨海道路Ⅱ期整備事業とよばれ、城南島から中防埋立地からお台場方面に行かずに若洲を抜け新木場方面に行くことから、約4割の所要時間の減少を見込んでおります。
また、中防からお台場方面への交通量は約3割減少されると予測されております。
実際に中防から若洲方面に進みましたが、あっというまに新木場についた印象です。
この周辺の再開発を含め、交通量を臨海部へ進めることは公害対策を含め重要であります。
また、渋滞による経済損失は東京全体の大きな課題でありますので、大いに宣伝をし多くの方々に利用して頂きたいと思います。

 

説明を受ける自民党区議の仲間~

 

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ゲートブリッジの真ん中にはお台場方向が見やすいように窓が付いています。

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