ドイツ連邦共和国ブレーメン州への出張

 4月22日午前11時35分発のJAL407便にて成田空港からフランクフルト国際空港へ、そこから乗り換えてブレーメン空港へと到着致しました。

 今回はJALのマイルが貯まっていたので行きはビジネスクラス、帰りがプレミアムエコノミーを予定しております。

 今回の訪独の一番の目的は、3年前より始まった大田区中学校生徒海外派遣におけるブレーメンコースの充実強化であります。また、大田区の中学生海外派遣は今年で30年目を迎えますが、そのメインは大森貝塚を発見されたエドワード・モース博士のふるさとであるアメリカ合衆国セーラム市との交流であります。

 大田区の区民、そしてセーラム市民が相互に訪問する等活発でありますが、行政同士の関係といえば、大田区から一方的な感じがあります。といいますのも、人口規模でも10分の1程度ということで財政力の違いが一番大きいところです。また、市民と議会が中心となっての交流をしておりますが、三種の神器たるべき人・物・金の流れがうまくかみ合っているとは言えない現状があるからです。

 そういった意味で、日本とドイツは交流130年を迎え、長きにわたる関係やものづくり立国という共通点があることなどから産業交流をもっと進めていかなくてはならないと思っております。

 そういった意味で、ブレーメンとの子どもたちをきっかけにした交流が始まったことから商業上のつながりを作っていきたいと思っております。

 特にTPPの関係で日本の農業が崩壊するとも言われておりますが、現在の日本の農業はとても内向きで世界に発信しているとは言えない現状です。

 和食が世界遺産に認定されたことから最近進んできた感がありますが、もっともっと進めなくてはならないと思います。特に日本の中心作物でありますコメは東南アジアの一部に輸出をされておりますが、ヨーロッパではまず見かけることがありません。

 大田区は秋田県美郷町と姉妹都市として交流を進めておりますし、山形県長井市とは池上本門寺朝市に毎月出店し、東京事務所を大田区に構えていることなどから、コメの一大生産地との連携は可能な状況です。

 そういった意味で、コメの海外輸出、とりわけドイツへの輸出プロジェクトを進めております。今回はそういった部分での打ち合わせを計画しております。

 先般の訪独の際にもコメの話を進めており、ハンブルク出張駐在官事務所にも協力を依頼しております。

 そういった商流ができることは大田区にとってというより、国益につながるものと思っております。そういった観点で、これから5月2日に帰国するまで活動を続けて参ります。

 また、今回は子どもたちがお世話になっているCASA語学学校でのドイツ語の授業、同じくお世話になっているホストファミリー宅でホームステイをさせて頂きます。

 そして今年の新しい見学予定候補地も実踏してきますので、帰国次第教育委員会との協議にも入ります。

 ということで、ブレーメン空港に到着し柔道仲間であるハインツさんと通訳の鶴味さんの出迎えを受け、ホストファミリー宅に到着を致しました。

そしてこれが私の部屋です。

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