子育てママの救世主@綱島ちひろ(一般社団法人BTmama)

妊娠・出産を期に人生がガラリと変わったという綱島さん。 そんな綱島さんの仕事と深川先生との関わりを聴いてみました。 綱島ちひろさん 一般社団法人BTmama代表理事 山形県出身 高校を卒業後、大手企業に就職 2014年子育てママの支援を目的にBTmamaを設立 ピンチをチャンスに! 『建築や設計がやりたい』これが私の夢でした。 一時は工業系の学校を目指すこともありましたが、両親の勧めで進学校を受験することになりました。 入学できたことに満足し、そこからは“やりたいことをやろう”と自由気ままに学生生活を送りました。 卒業後は進学せずに、大手企業に就職しました。そこから働くこと6年。会社を辞め、カバン一つで上京しました。 ― 上京してからの日々を教えてください! 夢と言えど、知識も経験もない状態。ただ好きというだけ。 それでも何かきっかけがほしくて、設計会社に直接交渉し、お茶くみをさせてもらいました。 持ち前の明るさで、営業を任されるようになり、お客様が何を望んでいるのか意思を汲み取る楽しさを知りました。 当時は、六本木に住んで渋谷で働く、一見華やかな生活を送っているように見えますが、現実は、住みにくく、いい環境とは言えず…。ダニに噛まれ、病院に運ばれる始末。それからは生活を改め、上京していた家族の住む大鳥居へ引っ越しました。 その後、結婚し設計会社を退職。大田区の町工場で働き始めました。 それからしばらくして、産休に入り、子どもをもつ喜びと同時に子育ての難しさを感じるようになりました。 子育てママも輝ける ― 出産後はすぐに復職されたんですか? 高校を卒業してから、働き続けていた私は仕事をしているのが当たり前になりつつありました。 でも保育園に入ることができず、退職し専業主婦になりました。 職場に戻れず、子育てに追われる毎日に鬱々としていると、前の職場から声がかかり自宅でできる仕事をもらいました。 それが今のBTmamaの原点である、『不動産の物件登録』でした。 『不動産の物件登録』と言っても、項目ごとに文字を入力する、一軒あたり5分程度の単純作業です。私は、その一つ一つを丁寧に、より分かりやすく、見やすく加工・修正したんです。それが認められ、反響がでると依頼件数も増えていくようになりました。 でも段々と子育てがおろそかになっていき、これはダメだと感じ、仕事を受けないのではなく、ママ友に声をかけ手伝ってもらうことにしました。 声をかけてみると、「やりたい!」というママが意外と多かったんです。 需要と供給が合致した結果、依頼件数が急増し、税務署に行くことを勧めらるまでに発展しました。 税務署に行くと、開業届を提出するよう言われ、“屋号”の記載を求められました。 考え出した結果が『B.ベストT.チームmamaママ』です。 BTmama誕生! 2014年の設立当初は、私を含め3人。「営業・人事・人材育成」と自然と役割分担されスタートしました。 原点に立ち返りビジョンをしっかり持つ。まずはBTmamaとしてのミッションとビジョンを明確にしました。 Mission  全てのママが「子育て第一」にしながら 「あたらしい働き方」を自ら創っている社会にする Vision  働くママが我が子の成長と笑顔をひとつも見逃さないまち まずは0,1,2歳の一番手のかかる時期の子どもをもつママに、仕事(役割)を与え、社会との接点を作る。手が空いたときにできる。それくらい簡単な仕事にする。スキルがなくてもやりやすく、成功体験ができる場所にしたいと考えました。 経験上、子育て『だけ』ではないことが、意外とストレス発散になったりするんです。 ノルマやシフトはなく、自分のできる範囲だけをこなしてもらう。 あくまでも社会復帰へのリハビリ。それでも、「これはママがやったんだよ」という目に見えたものがあることに意味があると思っています。 ママたちはとにかく責任感も強く、仕事が丁寧です。お願いした以上のものが返ってきます。 もちろん全ての人にそれを求める訳ではないですが、自主的に業務改善され、システムがハイテク化され… 代表である自分が付いて行けずに、驚かされます。 ― 苦労したことはありますか? 実際、働きたいママは多かったですが、設立当初は仕事をやらせて賃金が支払われない。教材を買わせて雲隠れ。そんな“在宅ワークの詐欺”が横行していた時代で、不安視するママも少なくはありませんでした。 今やっていることがどれだけ世の中に必要とされているのか、このやり方は間違っていないか。 第三者に評価してもらいたいと思うようになりました。 そこで『大田区ビジネスプランコンテスト』に応募することを決めました。 ありがたいことに事業の内容が認められ、“最優秀賞”を受賞することができました。 それまでも幾度となく力を貸してくれた、主人とお義母さんからも『全力で応援する』と心強い言葉をもらいました。 きっかけはどこにでもある […]