甲府城址などの視察
9月9日金曜日に大田区議会自民党で大田区の指定保養施設である石和温泉ホテル内藤で9月15日から始まった第3回大田区議会定例会の議案研修を行うと同時に、施設の視察を行いました。
その後、甲府駅に寄りました。
この甲府でも駅前駐輪が問題となっておりました。
好立地に駐輪場を建設することは、新駅ではともかく中々どこでも課題であると思いました。
その後甲府城の跡にある舞鶴城公園に向かいました。
この甲府という町は甲斐の武将武田信玄公によって開かれたものして有名ですが、武田信玄公が治めていた時代は、躑躅ヶ崎館を中心とした駅北部地域でした。躑躅ヶ崎館の跡にあるのが武田神社であります。
駅南部にある甲府城址は広範で、現在の山梨県庁などもすっぽり入るほどの広さをもったところの一部を舞鶴城公園として再整備がなされました。
また、現在も鉄門(くろがねもん)復元工事を行っており、歴史と伝統の街甲府を維持発展させようと努められておりました。
内松陰門から入城
内松陰門から躑躅ヶ崎館方向を臨む
天守台から長禅寺方向を臨む
今回の視察で大きな収穫だったのは舞鶴城公園内を案内してくださる観光案内ボランティアの皆さんです。
おそろいの赤いベストを身にまとい、懇切丁寧に城の歴史や、復元工事の内容、町の歴史などを説明してくださいます。
地元の歴史愛好者で編成された甲府城御案内仕隊(こうふじょうごあんないつかまつりたい)という方々です。
毎年新人を募集していることもさることながら、この甲府城御案内仕隊員となるためにはしっかりとした講習を受けなければならず、知識をしっかりと持たれておりました。
http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/topics/2011koufujo.html
皆さんは本当に甲府を愛され、熱心に説明をされると同時に観光の民間大使として、また甲府に来てくださいと言っておられました。
ボランティアの方から稲荷櫓内で説明を受けました。
この甲府城には天守閣があったかなかったの諸説あり、まだ結論は出ていないそうです。
これについても天守閣を再建すべきという意見と、確証がないのだから控えるべきだという意見があり対立しているそうです。
現在も発掘調査を引き続き行い、検証がなされるとのことでした。
櫓から落石して防御ができるようになっておりそれも再現されておりました。
稲荷櫓を外から臨む
是非大田区でもこういった考えのもと、観光客の皆さんが着やすい環境の整備を行いたいと思いました。
その後、甲府駅にもどると気化熱を利用した装置を設置した駅前広場の再整備がなされておりました。
今夏の結果を伺い必要ならば、大田区でも考えたいような暑い陽気でした。
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